怒る、あえて怒らない
ひさびさに酩酊しながら
かんがえてみている
ちゃんと怒る、と、
伝えるためにあえて怒らない、
使い分けが難しい。
テキトーに扱われたりしたとき
「あれ?これがフツーなのか?向こうがフツーでわたしがおかしい?のか?」
って、ほんとは怒るべきところ、怒れなくなっちゃうこと、ままある。少なくともわたしは。
(電車でおっさんに横柄な態度取られるとかね)
そういうの、あとになって尾を引く。
「あれってやっぱり向こうがおかしかったよね、、?」
「あの瞬間明らかに私は不当に扱われた」
「えっなんかむかついてきた」
ってぐるっと回ってイライラしてきて、その場でちゃんと判断を下せなかった自分にもイラついたりする。
その時その場でちゃんと怒れなくて、行き場がなくなった怒りは結構引きずる。その場にずるずる居残って、刺さる。
せめてちゃんとその場で「ムカつき案件だな」くらいはちゃんと認識して
ちゃんとしっかりムカついて
「聞いてよ~~~~ほんっとやなことあって~~~~!!!!!」
って誰かに電話して愚痴るぐらいやった方がいい
自衛として
伝えるためにあえて怒らない、
これも必要なスキルだと思う。
私の視界でよく見るのは
ツイッターでなんらかの信条背負ってなにか話してるひと(右、左、フェミ、連れ去られ夫、など)
ブチ切れてケンカ腰しかできないみたいな姿勢よく見る。
(フツーの右左アルファツイッタラーみんなそうだし、彼らはそうやって勝ってくことで支持増やしたんだろうけどさ)
あれ、まぁお怒りごもっともな時ももちろんある、あるけど
それぶつけたら、ヘイト増えるだけじゃない?
って私は思うこともままあってさぁ
あなた視界はあなただけのもので
私とは違う
フェミとミサの間みたいなひとだと
私とは「女」という同じ地方にいるから
遠からずな景色が見えていると思うけど、でも別物だ。
これが「男」地方の人ならどうだろう
全然違うものが見えてるはずだ
落ち着いて話をして
「どんな前提でどんな定義で話しよっか?」
ってとこからやれない人は正直議論しても仕方ない可能性がある。
そこに必要なのは議論じゃなくてサンドバッグだ。
そういう時、そうしてムカつきぶん投げて(さながら猿がウンコ投げ合う様相、ウンコ投げるに至るような経験はあるのだろうけど)
理解を得られなくて、双方ヘイトを高めて、どんどん苦しくなってくように見える。大体は。
そういう意味で、
あんまりトーンポリシングみたいなこと言いたくないけど
「冷静さ」とか
「自分が攻撃されてるんじゃない」
「敵じゃないかも」
「私の正義にはそれなりの意味(論拠)があるし向こうの正義も何か根拠がある」
ぐらい思える余裕はないといけないと思うねん
私があんまり怒らないのは
怒っても伝えたいこと伝わらないと思うから
相当身近な人とかならいいよ
私の普段の生活の文脈を知っていて
何にキレてるのかわかってくれそうなら
でもそうじゃない時もたくさんある
本当はもう少し
「怒るべき時に怒る」
やった方がいいんだろうなと思う次第
それは相手のためにではなくて、自分のために。
抑圧され慣れてると難しいかなと思いつつ
「怒るべきとき怒る」訓練を最近してる
うーん
酒が終わったのでもう寝る